IoT系のマイコンのまとめ

最近話題のIoT系のチップとかなんやらかんやらの、カタカナ用語、アルファベットをまとめてみました。

(PIC, H8, MIPS などはちょっと使ったことがないので「?」とか書いてます;)

随時更新します
ご意見・間違いの指摘は http://twitter.com/ina_ani まで

全図

横軸の説明

MicroController

マイコンには仕様がある。それを書いてあるのがここ
同じ仕様で違うメーカーがチップを出したり、コアの仕様は同じで周辺便利機能がひっついたチップとかがある感じ

Chip

具体的な製品。CPU本体
これ単品で買って、組み立てて作ることもものによっては可能

Board

大体この単位で買います。当然Chipを買って、自分で1から作ったほうが安くつくけど、ハンダ付けやらなんやら大変なのでボードで買う人が多いのかな?

Framework

大体ChipやBoardと対応して、開発環境というのがある。
mbedはここがオンラインコンパイラ(Web上で開発をするやつ)だったりしていろいろと特徴的
RaspberryPiとedisonはLinuxが動いちゃうので、ここは何も書いていない

Level

電源レベル。ポートから出てくる電圧です。
これが使いたい機器と違う場合はいろいろと工夫しないといけない。USBは5V、SDカードは3.3V などなど

個人的なイメージ

ArduinoのAtmega168,328,32u4とかを使ってるものは出来ることがシンプルで自作も楽ちん(財布的にも)

ARMはCortexM0はAVRの8bitCPUと同じような手軽さで使える(でも32bit)

RaspberryPiやedisonはもはやちっさいパソコンという感じ。リッチなことがしたいならこれが便利だけど、ちょっと「電子工作」という感じはしない。

例えてみる

たとえ 実際
ミニ四駆 Atmega168, Atmega328, Atmega32u4, LPC810, LPC1114, RL78
ラジコン Atmega2560, RX63N
軽自動車 RaspberryPi, edison

ミニ四駆と軽自動車を比べるのはナンセンスだよね
ケースバイケースで使い分けていきたいところ。