PrintRite - Tensorflow for 3D Printingから発見。画像もここから転載。
3Dプリントは楽しいですが、よく失敗します。失敗に気づかず放置しているとたちまち「プラスチックのもじゃもじゃ」が生成されてしまい、非常にがっかりします。
ずっと見ていれば、おかしくなった時に停止させることができますが、数時間もかかる3Dプリントの間中見張っているのは現実的ではありません。
この記事で紹介しているのは、Webカメラの映像を機械学習で判別することで、3Dプリントの失敗を検知するという手法です。
3Dプリントのヘッド部分にRaspberry Pi Zeroとカメラモジュールを取り付け、実際の解析はOctoPrintの動作しているRaspberry Pi 3B+上でTensorflowにより実行されます。
まだまだ発展途上のようですが、オープンソースの3DプリントサーバであるOctoPrintのプラグインとして実装されているようです。
3Dプリントが失敗するととても残念な気持ちになるので、早く実用段階になってほしいプロジェクトです。
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