Designing a Microcontroller Development Board という良い記事があったので紹介します。
この記事では一般的なマイコンボード設計の手順を説明しています。
- コンポーネントのパッケージについて考える
- 記事ではESP8266やATmega328Pを紹介している。
- 最近だとESP32とかSTM32、PIC32も気になるところ
- マイクロプロセッサを選ぶ
- USB to Serialコンバータを選ぶ
- 記事ではFT230Xを紹介している。(安い代替品としてCP2102やCH340Gも紹介している)
- レギュレータを選ぶ
- 記事ではAMS1117を紹介している
- 個人的にはAMS1117はドロップが、やや大きいのが気になる
- USBと他の電源との回路を考える
- 記事では単にダイオードを入れているだけだが、他のパターンも知りたい
- 必要に応じてペリフェラル拡張チップを選ぶ
- ADCやDACなど。記事では12bitのADCであるMCP3208や、GPIOを拡張できるMCP23S17を紹介している。
- 個人的には74HC595などのシフトレジスタで十分の時もある。
- 回路設計
- 基板設計
- グランドループはノイズを生むので避ける。
- アナログ回路と高周波のデジタル配線は近づけないようにする。
- デジタル信号の周波数とレイヤーの厚さについて検討する(この辺は僕もよくわかってない・・)
- viaについての説明。viaはコストがかかるよと
- PCBAについて(assembly)
- 記事ではALLPCBやPCB Shopperを勧めている。
実際にこの記事の作者が作った「Cloudiono Stratus」の例も紹介している。
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