積層式3Dプリンタの生成物を「塩」に詰めて再加熱して、すべすべにするHACK
3Dプリンタ HACK
Published: 2020-09-27

REFORMING 3D PRINTS WITH SALT AND HEATから発見。画像もここから転載。

積層式3Dプリンタの生成物は、いわゆる「積層痕」が表面に出てしまうという品質上の問題があります。

この記事で紹介しているのは、この「積層痕」を解消する方法です。 3Dプリンタの生成物を、細かく砕いた「塩」の中に突っ込んで加熱するという、さながら「塩釜焼き」のような方法をとることで、生成物の形状を壊すことなく表面を滑らかにすることができるようです。

注意としては生成物はinfillを100%とし、内部に空洞を作らないことと、フィラメントの素材によって加熱の温度が違うという点です。


このURLと日本語の要約をTwitterに投稿したところ、多くの方に見ていただき、早速実践を試みている方も現れました。

ただ、ただ塩に詰めて加熱するだけではなく、様々なパラメータをうまく調整しないと、写真のようにきれいにはいかないようで、皆さん苦労しているようです。

この手法が確立すれば積層式の3Dプリンタの用途がぐっと広がる事でしょう。


(以下この手法に挑戦されている方のTwitを載せておきます。)


加熱がまずかったのか、変形してしまっているけど、あと一息?

表面がざらざらのようですが、なかなか良さそうです。

積層痕は残っているようですが、表面の性質が変化したようで、やすり掛けするとつるつるになったようです。

かなりうまくいっているのでは・・?

こちらも、かなりうまくいっている様子。

皆さん行動が早くてすごいですね・・

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