
ESP32-S3は組み込みのMCUとしてかなりパワフルで、しかも安価です。 メモリ(RAM)もPSRAMを使うことで組み込みとしては非常に広大な8MBを利用することもできます。
こうなってくると、大きなディスプレイを使った作品を作りたくなってきますが、自分でディスプレイを調達するとなると、面倒なことが多いです。
Weaveshareはディスプレイ付きのESP32-S3開発ボードを数多く販売していますが、その中には1024*600というかなりの高解像度のディスプレイを搭載したものもあります。
パソコンのようなディスプレイが欲しいけど、処理自体はそこまで複雑ではないというような用途で活躍しそうです。 また、ESP32-S3はUSB Hostの機能を搭載しており、このボードにもUSB OTGのポートがあるのでマウスやキーボードなどの接続を受け付けることもでき、ちょっとしたパソコンのようなものも作れそうです。
ESP32-S3のスペックを考えるとWindows3.1~95くらいの何かを動かせるのではないかと考えており、古くて新しいパソコンやスマートフォンとは違う何かが発明されるのではないかと思ったりしています。

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