キャラクタ液晶モジュールの配線を横取りして自由な表示を実現

Pixel Graphics From An HD44780, By Cutting Wiresから発見。画像もここから転載。

キャラクタディスプレイは、「文字」を表示するための表示機で、それ以外のものを表示するのは想定されていない表示機です。 いくつか自由な「文字」を登録することが出来るので、その機能を駆使することで、ある程度自由な表示を実現できますが、それでも限りがあります。

この記事で紹介するのは、そんな制限を取っ払って、キャラクタ液晶に自由なビットマップを表示する方法のようです。

この手のディスプレイはHD44780という日立製のICの互換品が使われています。このICの信号のいくつかを乗っ取ることで任意のビットマップをディスプレイに流し込むことが出来るということのようです。

といってもそれも簡単ではなく、既存の5*8ピクセルのフォントの横5ピクセルのラインを切り替えて任意の文字を表示するようなトリッキー手法のようです。

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