ノートパソコンが使用中に盗まれた時にロックする仕組み
HACK
Published: 2021-03-22

Introducing BusKill: A Kill Cord for your Laptopから発見。画像もここから転載。

カフェなどでノートパソコンで作業をしている際にはセキュリティに注意する必要があります。

VPNを使ったり、セキュリティトークンを使用したりと、様々な手法がありますが、認証済みのノートパソコンを盗まれてしまうと、どの手法も役に立ちません。

そこで作られたのがこのデバイスです。実態はただのUSBメモリですが、Linuxのudevルールをうまいこと書く事で、USBメモリが取り外された時に特定のコマンドを実行できるようにしています。

ノートパソコンが盗難された際に、簡単にUSBケーブルが外れる必要がありますが、そのためにUSB端子を磁石でパチッとくっつけるようにするアダプタを利用しています。

あとはこのUSBメモリをUSB延長ケーブルとUSB端子を磁石でパチッとくっつけるようにするアダプタでつなげて、USBメモリをカラビナで体のどっかにくっつけておけば盗難時に磁石のアダプタが外れて、USBメモリがPCからはずれ、udevルールによりPCのロックがかかるというわけです。

アナログな仕組みですが、これがあれば認証済みのPCを盗まれても安心です。

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