16×2のキャラクタディスプレイを電源も含めて2線で制御する裏技
HACK
Published: 2019-12-09

16 x 2 LCD controlled via power lineから発見。画像もここから転載。

電子工作でよく使われる、いわゆる1602キャラクタディスプレイですが、その制御には意外と多くのピンが必要です。そこでI2Cに変換するアダプタボードなどを使ったりするのが定番ですが、この記事では、Arduino Pro Miniを変換アダプタボードとして利用し、電源も合わせて2線で通信する方法を紹介しています。

2線となると、つまり電源(VCCとGND)しかないということです。これでどうやって通信するかというと、VCCの電圧を変化させることにより通信を行っています。そんなことをすると、キャラクタディスプレイやArduinoの電源が瞬断してしまう、と思ったのですが、電源部分に100uFの電解コンデンサを入れることで、データ通信に伴う電力不足を補うように回路が組まれています。

工夫次第で何でもできるんだな、と感じる逸品でした。

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