Pi Pico W Does PCMCIA, Gets This IBM PC110 Onlineから発見。画像もここから転載。
最近では見なくなりましたが、かつてノートパソコンには「PCカード」などと呼ばれる拡張端子がありました。
クレジットカードサイズの拡張カードを差し込むことで、ストレージやネットワーク機能を追加することが出来るものです。
この記事ではこのPCカードのインターフェースをRaspberry Pi Pico Wで喋らせるというものです。 こういったパソコンのバスの制御はタイミングが高速で、マイコンから扱うのは難しいことが多いですが、Raspberry Pi PicoにはPIOというメインCPUとは別に高速に簡単なロジックを実現する仕組みがあり、これを活用することで実現しているようです。
加えて簡単な電圧変換、アドレス変換のためにCPLDも利用しているようです。
Raspberry Pi PicoのPIOはほかのマイコンにはない特徴的な機能で、今後も面白い作例がたくさん出てきそうです。
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